新型コロナウィルスのグラフ

せっかくなので新型コロナウィルス感染者数の推移をグラフ化してみました。

よく話題になる国を絞っています。

※グラフ化に関しては間違いのないようにチェックしていますが、処理に誤りがある可能性がありますので予めご了承ください。

累積感染者数の推移

公表されているデータから、累積感染者数を並べてみたのが下図です。

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このグラフではアメリカが突出しているように見えますが、アメリカは人口も多く感染者の絶対数が多いのもある意味当然です。

そこで、人口を1万人当たりに標準化したのが次のグラフです。

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こうなると、イタリアやスペインがかなり深刻であることがわかります。

一方、日本も含め東アジアの国の少なさが目立ちます。

今後の話はともかくとして、このような状況で欧米のような強力な都市封鎖などをしづらい理由がわかる気もします。

新規感染者数

さて、次に日々の新規感染者の推移をみていきます。緊急事態宣言のときの記者会見でも感染するスピードに注目しているとの説明がありましたが、ある意味累積数よりも重要なのでしょう。

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私が思うに、どの国も急激に新規感染者数が増加し始めた時から2~3週間ほどは増加し続け、その後3~4週間目程度でピークを迎えその後、減少傾向に向かうということです。

どの国も新規感染者数が急増し始めるタイミングで外出制限などをしているのでおそらくその効果がそのくらいのラグででてくるということでしょう。

そう考えると、4/12時点での我が国の状況は新規感染者数が抑えられていないように見えますが、各国の状況を見るとまだ効果が出ていないだけ、と考えることもできるので一層の外出自粛が必要になるかと思います。

いたずらに悲観して、外出自粛は効果がない、とか、これがいつまでも続く、などと思わずにとりあえず緊急事態宣言の有効な5/6までは頑張って外出自粛しましょう!