UMPC

最近流行の超小型ノートパソコンですが、また新しいの出ましたね。

見た感じでは中国の某社が出しているパソコンによく似ているのでOEMでしょうか。

スペックはそこそこですが値段が魅力的。これならおもちゃとして買ってもよいかも、、、。

しかし、こういうPC大手メーカーが出さないのはやっぱりニッチでそんなに儲け出ないのでしょうかね。

prtimes.jp

 

 

在宅勤務3週間

在宅勤務が3週間経過。

通常の作業は問題ないけど資料の授受などで効率が下がる、というのは最初にも書きましたけどそのまんまですね。あと、ちょっとしたコミュニケーションをとれないので微妙にフラストレーションがたまる感じです。

それと、実は4月から自宅の光回線がちょうど違約金なくとも解約できるタイミングだったので、通信費節約のため携帯を5Gにかえて自宅ではテザリングでインターネットすることを検討していたのですが、さすがに仕事で使うネット回線をモバイルでは不安なので結局そのままに。もちろんこういう事態なのでそのあたりは仕方ないとは思います。幸いにもコロナによって大きく収入が減る仕事でもないので広い意味では恵まれた状況に属していると思いますし。

しかし、学校の先生をやっている人が言っていましたが、生徒のインターネット環境も接続する端末も人によりさまざまなので同じように授業をするのが難しいという問題があるようです。また、仕事ではPCを使う人でも自宅ではそういうことは一切やらないということでネット環境ない人も一定数いるみたいですね。携帯各社が学生向けに通信容量を拡大するサービスをやっているようですが、8割の接触削減を実現するためにもぜひみなさん工夫していただきたいですね。

新型コロナウィルスのグラフ

せっかくなので新型コロナウィルス感染者数の推移をグラフ化してみました。

よく話題になる国を絞っています。

※グラフ化に関しては間違いのないようにチェックしていますが、処理に誤りがある可能性がありますので予めご了承ください。

累積感染者数の推移

公表されているデータから、累積感染者数を並べてみたのが下図です。

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このグラフではアメリカが突出しているように見えますが、アメリカは人口も多く感染者の絶対数が多いのもある意味当然です。

そこで、人口を1万人当たりに標準化したのが次のグラフです。

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こうなると、イタリアやスペインがかなり深刻であることがわかります。

一方、日本も含め東アジアの国の少なさが目立ちます。

今後の話はともかくとして、このような状況で欧米のような強力な都市封鎖などをしづらい理由がわかる気もします。

新規感染者数

さて、次に日々の新規感染者の推移をみていきます。緊急事態宣言のときの記者会見でも感染するスピードに注目しているとの説明がありましたが、ある意味累積数よりも重要なのでしょう。

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私が思うに、どの国も急激に新規感染者数が増加し始めた時から2~3週間ほどは増加し続け、その後3~4週間目程度でピークを迎えその後、減少傾向に向かうということです。

どの国も新規感染者数が急増し始めるタイミングで外出制限などをしているのでおそらくその効果がそのくらいのラグででてくるということでしょう。

そう考えると、4/12時点での我が国の状況は新規感染者数が抑えられていないように見えますが、各国の状況を見るとまだ効果が出ていないだけ、と考えることもできるので一層の外出自粛が必要になるかと思います。

いたずらに悲観して、外出自粛は効果がない、とか、これがいつまでも続く、などと思わずにとりあえず緊急事態宣言の有効な5/6までは頑張って外出自粛しましょう!

 

新型コロナウイルスのデータ

新型コロナウイルスで緊急事態宣言が出ましたが私たちが不安なのはやはり、本当に外出自粛は効果があるのか、そして、この状態がいつまで続くのかが見えないからでしょう。それに対する明確な答えを持っている人はいないでしょうし、最終的には治療法が確立したりワクチンが開発されるまでは本当に意味では安心できません。

 

 

少しでも不安を和らげるために世界のデータを眺めてはいかがでしょうか。

報道などでよく引用されるのは、世界の感染者データをまとめている米国のジョンズホプキンス大学の特設ページがここ。

Home - Johns Hopkins Coronavirus Resource Center

ここでは世界の感染者数が可視化されていてとても見やすいです。国名をクリックすることでそれぞれの国のデータも確認できます。

coronavirus.jhu.edu

また、テーマ別のわかりやすい分析も行われています。

coronavirus.jhu.edu

データは国連人道問題調整事務所(OCHA)のページからダウンロードできるようです。

https://data.humdata.org/dataset/novel-coronavirus-2019-ncov-cases

 

また、有名なデータ分析コンペティションサイトでも、新型コロナウィルスに関する企画が行われているようです。腕に覚えがある方は参加してはどうでしょうか。

www.kaggle.com

 

 

医薬品の開発

新型コロナウイルス関係に効く薬やウィルスの開発の話が報道されています。
しかし、医薬品等の開発にはいろいろなステップ・種類がありますがそのあたりの説明がんあまりされていないようにおもいます。そのため、ざっくりまとめてみました。

大きい分類としては「臨床研究」「臨床試験」「治験」に分けれらます。

「臨床研究」とは、医薬品等の効果を調べるために人体を対象とした研究全般をさし、「臨床試験」「治験」も「臨床研究」に含まれます。

そのうち、「介入」を含むものを「臨床試験」といいます。
ここでいう「介入」とは、薬剤の投与やその他健康に影響を与える医療行為などを研究目的で制御することを言います。簡単にいうと、例えばある薬剤の効果を調べるために、その薬剤を投与するグループとプラセボ(偽薬:見かけ上区別はつかないが効果はない薬状のもの)を投与するグループに分けてその後の健康状態を調査する、ということです。
なぜこのようなことが必要かというと、例えばある薬剤を投与した後に症状が改善されたとしても、それが薬剤の効果なのか、単に自然回復なのかがわからないからです。通常、薬を飲むのは病気の症状がかなり悪化してからで、もしかしたら単に安静にしただけでも通常の健康状態に戻る可能性があります。それをはっきりさせるためにこのような手順を踏むことになります。

そして、「臨床試験」のうち、各国の規制当局に薬剤として販売する認可を得るためのエビデンスを収集する目的で行うもの「治験」といいます。
そして、治験もいろいろな段階を経るのですが、特に人体に初めて投与されてから認可されるまでのプロセスが、大きく下記の3つにわかれます。
・第1相試験:主に健康な成人を対象にした安全性(副作用などの発生状況)や薬物動態(薬剤の成分がどのように人体に取り込まれるか)の調査。
・第2相試験:少数の患者(対象疾患等を持った人)を対象にした、有効性と安全性の探索的な調査。つまり、薬剤の投与量などを変えて、どの用法・用量が適切かを調べる試験。
・第3相試験:薬剤が本当に十分有効で安全であることを検証する試験。
これらをクリアしたものが薬剤として認可されることとなります。

なお、私はこの分野について直接的な専門家ではないので、詳しくは下記のページなどをご参照ください
間違いなどがあればご指摘お願いします。
https://www.jichi.ac.jp/scci/about/about_clinicalresearch
https://ciru.dept.showa.gunma-u.ac.jp/general/cr-steps/

さて、新型コロナウイルスの報道の中でよくきかれるのが「観察研究」と「治験」です。2020/4/7の安倍首相の会見でも、アビガンの「治験」を進める、ということと、希望者には「観察研究」として投与するというご発言がありました。
「観察研究」とは、上の分類では、介入を伴わない臨床研究にあたると思います。これまでアビガン以外でもその性質から効きそうな薬剤を観察研究として投与されてきたと言われています。一般に薬剤は目的外の使用は許されていなく、当然仮に使用しても保険の適用は受けられないので非常に高額になります。またアビガンはその副作用から現在一般の医療機関には通常は流通しないそうです。今回、観察研究がいろいろ行われた理由は、まずは、効きそうな薬を投与して(高いエビデンス能力はないものの)効果がありそうなものを探すということと、それを治療目的として投与する理由付けとして観察研究の一部とするということとなったと推察します。このような理由での観察研究は、コロナウイルスに限ったことではないはずです。
そして、そのような観察研究の結果や、普通の薬剤開発プロセスによって効果がありそうなものについては治験が行われます。なので、治験が始まるというのはそれがうまくいったら市場に流通するということなので、非常に大きな前進です。

アビガン治験に関しては詳細はリンク先の記事など大きく報道されています。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57607680T00C20A4000000/
これによると今回行うのは第3相の治験とのことです。これは、今回が緊急事態だから特例でその前までのプロセスが免除されたということではなく、アビガン自体は薬剤としてほかの病気が対象とはいえ認可されているので、安全性に関する情報はある程度十分に集まっているからです。同じく、コロナウイルスに関するものでも一から開発しているワクチンなどは第1相試験から開始しています。
https://www.yakuji.co.jp/entry78352.html
今のような緊急事態だからある程度段階を免除して早く開発してほしい、と思う気持ちはわかるのですが、やはり安全性を十分に確認しなくては進むのは危険だと思います。特にワクチンはリンク先の記事にまとめられているように「ワクチン増強」という予見できるリスクがあるようです。
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-vaccines-idJPKBN2100GD
開発を急いだ結果、かえって健康を害したのでは元も子もありませんし、そういうことを急がせた規制当局も非難されるでしょう。特に今回の新型コロナウイルスは8割が軽症で死亡率もそれほど高くないのでなおさらです。

というわけで今できることはおとなしく外出を自粛することだと思いますが、報道とかをみて薬剤やワクチンの開発がどのくらい進んでいるかを知れれば少しは心が落ち着くかもしれません。

テレワーク

新型コロナウイルスSARS-CoV-2)流行のために在宅勤務になりました。

サラリーマン生活は20年ほどになりますが、部分的に仕事を持ち帰って自宅でやったりお客様からの連絡がある場合に備えて待機したりする以外では初めての経験です。

 自分自身の仕事は、他の担当者が作成した資料を最終的なドキュメントにまとめることなので、その作業自体は問題なくできるのですが、その資料の授受や質問事項がある場合のコミュニケーションなどにラグが発生して少し効率が下がっているようです。

以前にいた会社では、普段のやり取りでもSlackなどのチャットツールを使ったり、資料の授受もクラウドで行っていたので在宅になってもあまり変わらなかったと思いますが逆に勤務時間以外でも頻繁に連絡が来てたので、もちろん対応する義務はなかったですけど、それはそれで大変だったのでその辺のぜひは微妙ですね。

ともあれ、移動時間などの浮いた時間で思ったことを書いていきたいと思います。